【九州北部豪雨災害支援のご報告】
「九州北部豪雨災害」への災害救助犬の再出動態勢を整えておりましたが、現地の対応が人による捜索を縮小し大型重機による捜索に移行する事もあり、本日出動態勢を解除いたしました。
日本レスキュー協会は、行方不明者捜索のため、6日17：23、福岡県に向けて隊員3名・災害救助犬4頭（エイト・Q・ホープ・J）が出動し、7日7：50福岡県朝倉市役所災害対策本部に到着。
当日は、本部から情報収集を行う一方、待機中の隊員は「被災動物支援活動」のために、避難所に支援物資を持って回りながら、捜索の指示を待ちました。
ただし行方不明者情報がある地域には、陸路では入ることが出来ないためこの日の捜索は断念し、翌日の捜索のために現地で待機しました。
そして8日の9：30から2日間、朝倉市杷木林田地区にて捜索活動を行いました。
隊員も災害救助犬も全力で捜索に当たりましたが、気になる箇所は現場の関係者に報告しましたが、その他大きな反応はなく残念ながらその場での行方不明者発見には至りませんでした。
その後、レスキューチームと入れ替わるように動物福祉チームが現地入りし被災動物支援として物資を届けに避難所を２日間に渡り回りました。
一緒に避難しているものの、避難所の外に係留されている犬達も見受けられ、物資を届けると共に必要なものや体調などの聞き取りも行いました。
この度の九州北部豪雨災害において、被害を受けられた地域の皆様、ご関係者の皆様に、心よりお見舞申し上げます。
現在も被災地では6名の行方不明者の捜索活動が続いております。一刻でも早く行方不明者の方々が発見されることを心より願っております。
そして日本レスキュー協会では今後も、被災地支援活動を行ってまいります。
「九州北部豪雨災害支援」のために、皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。
頂いたご支援は、災害救助犬出動・捜索活動及び、被災地動物支援活動、セラピードッグ慰問活動また今後の災害に備えのために大切に使わせて頂きます。
