入院中の子どもと家族のQOL向上のために

  1. 【大阪母子医療センター/QOL(生活の質)サポートチーム】

  2. 【獣医師】佐伯潤氏/(公)大阪府獣医師会 会長(人畜共通感染症の専門)

    佐伯先生●主な業績(論文、著書など)
    ・The detection of toxigenic Corynebacterium ulcerans
    from cats with nasal inflammation in Japan.
    Saeki J, Katsukawa C, Matsubayashi M, Nakanishi H,
    Furuya M, Tani H, Sasai K.
    Epidemiol Infect. Jan 12:1-6(2015) など

    ●主な学会発表・講演
    ・第75回日本公衆衛生学会総会
    「自然災害と動物由来感染症」
    日本公衆衛生学雑誌,63,10:116-117(2016) など

  3.  【日本レスキュー協会】
    理事長:吉永和正(災害医療専門医師)
    セラピードッグスタッフ:赤木亜規子、南園彩子、辻本郁美、

日本レスキュー協会・セラピードッグの衛生管理について

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闘病中で免疫力の低い子どもたちの安全を守るため、感染症予防対策として、大阪母子医療センターを訪問している7頭(にこり/皆輪/海音/希/みらい/ハッピー/龍馬)につきましては、かかりつけの動物病院の獣医師をはじめ、大阪府獣医師会会長・佐伯潤先生のアドバイスにより下記の検査を実施しております。

【腸内検査】…サルモネラ菌(陰性)・カンピロバクター(陰性)
【口腔検査】…パスツレラ菌(陽性)→抗菌薬の投与済み

パスツレラ菌につきましては、当協会の7頭とも陽性の結果を受けて、抗菌薬を投与しておりますが、この菌は犬の口の中に常在している菌であり、一時的に除菌できたとしてもまた復活すると言われています。
その事をご理解いただいた上で、子どもたちにはセラピードッグと触れ合う前後の手洗い・消毒、触れた手を目元や口元に持っていかない事を徹底して頂いております。
また、口の周りを舐めさせないなど、当協会としても細心の注意を払い、活動しております。

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