セラピードッグ3頭と子どもたちのもとへ…

セラピードッグ3頭と子どもたちのもとへ…先ずは第一歩。2016年12月22日のクリスマス会にセラピードッグを連れて行き、子供たちに笑顔をお届けする事が出来ました。

セラピードッグと触れ合う子どもたちのどの顔も、笑顔で優しい顔になっていました。犬の頭を優しくなでたり、ぎゅっと抱きしめたり、じっと見つめあったり。そこは、とても暖かくて優しさが溢れた空間でした。

訪問年月日 訪問場所
2016年12月22日 大阪府母子保健総合医療センター
  • 大阪府母子保健総合医療センター
  • 大阪府母子保健総合医療センター
  • 大阪府母子保健総合医療センター
  • 大阪府母子保健総合医療センター
  • 大阪府母子保健総合医療センター
  • 大阪府母子保健総合医療センター
  1. 1.子どもたちへのセラピーの後は、職員の方にも犬たちとふれあっていただきました
  2. 2.病院に犬がやてくる!  という事で見学に来られる方もたくさんいらっしゃいました
  3. 3.病室から出られないお子さんのために、個別に病室を訪問しベッドの上で抱っこしてもらうセラピードッグの皆輪
  4. 4.体の小さな「皆輪」を優しく撫でてくれました
  5. 5.優しくハグしてもらう「にこり」
  6. 6.車椅子のお子さんにボールを投げてもらって大満足の海音

「子ども病院にわんちゃんがやってきて…」

「母子センターにもわんちゃん、きてくれへんかな」

1人の病院スタッフの言葉をきっかけに、2016年の春、私達QOLサポートチームとレスキュー協会の皆様、そして、ワンちゃん達との交流が始まりました。

大阪母子医療センターは、和泉市にあるお母さんと子どものための病院です。1000g未満で生まれた小さな赤ちゃんや、生まれた時から重い病気があったり、小児がんや腎臓病・心臓病、神経系の病気などを発症したりした子どもたちが、懸命に病気と向き合っています。QOLサポートチームは、入院中の子ども達のQOL(生活の質)の向上のために、病院内のいろいろな職種が一緒になって取り組んでいます。病気の子ども達を元気づけ、入院中にも楽しい体験をしてもらうことで、闘病意欲を高め、病気や治療を乗り越えることができるようにサポートしています。

ドッグセラピーは全国の子ども病院ではすでに取り入れているところもあり、その効果は学会や研究会でも報告されています。私達も、すぐに導入!!と思ってはみたものの、病院という特殊性もあり、様々な壁がありました。「病院内に犬?感染は??ほえないの、噛まないの???」職員から質問が飛んできました。そのために、数か月かけて準備をしました。レスキューセンターの方々や獣医師の先生にご協力をいただき、職員向けに感染対策やセラピードッグに関する講演会を開き、ワンちゃんたちと交流してもらいました。子どもやご家族にはリーフレットなどを用いて理解していただき、子ども達には「わんちゃんとのお付き合いのお約束」を徹底しました。

そして、多くの方々のご協力のおかげで、昨年のクリスマスと今年の2月に、子ども達とワンちゃんとの出会いが実現しました。出会いの中には、予想以上のたくさんの「笑顔」がありました。辛い治療や入院生活で、笑うことを忘れていた子どもの目元、口元がほころんでいました。子ども達の笑顔をみて、ご家族が、そして、子どもとご家族の笑顔をみて、病院のスタッフが温かい気持ちになっていきました。

病院にきてくれたのは、にこりちゃん、みおん(海音)ちゃん、みわ(皆輪)ちゃんです。3頭で、そのお名前どおりのことを実現してくれました。「笑顔(にこり)が、音色が伝わるように(海音)皆の中に広がって、“笑顔のリング”(皆輪)」ができていたのです。

私達は、子ども達とご家族のこころを元気にするこの活動を、レスキュー協会の方々と一緒にもっともっと、充実させていきたいと考えています。

(QOLサポートチーム・心理士 山本悦代)

このページの先頭へ