「子どものドッグセラピーへの期待と可能性」
【講師】北畑 英樹氏
社会福祉法人英芳会理事長「かしわ保育園」施設長
医療法人弘生会理事長「老寿サナトリウム」院長

現在の我が国の子どもたちには、学級崩壊、いじめ、とじこもり、不登校、非行、薬物乱用、また凶悪事件や虐待、さらには大災害などによるトラウマ体験など、実に多くの精神的に不健康な状態が認められます。これらの治療法のひとつとして、われわれの太古からの優れた伴侶である犬を介在させたドッグセラピーは、専門家単独の治療よりも子どもたちにも受け入れられやすく、また犬の特性からもたらされる多くの効果が期待されています。
なぜなら子どもと接するときに大事なのは(子どもだけではありませんが)、相手を評価することなくあるがままの姿を受け入れる態度であり、犬にはそれが自然とできているからです。