パネルディスカッション
「動物殺処分ゼロをめざして
〜動物保護団体、ペット産業とともに考える〜」


【パネリスト】
 岡居 璃叡氏 「動物・自然保護」啓発団体プラーナ代表
 富澤 勝氏 犬研究家
 佐藤 良夫氏 大阪大学技術専門職員
 上田 明子氏 株式会社ひごペットフレンドリー代表取締役社長
 松本 恵一氏 コーナン商事株式会社取締役
(順不同)
【コーディネーター】
 大山 直高 日本レスキュー協会 理事長



 左から岡居氏、富澤氏、佐藤氏、上田氏、松本氏、酒井氏

まず、里親になりすまし犬や猫を譲り受け、実験動物や三味線に利用する里親詐欺やきちんとした管理のできていないにわかブリーダーの急増など、現在、日本の動物たちがおかれている現状についての報告がありました。こうした現状を改善するために動物保護団体とペット産業が協力しながらそれぞれにできることを探っていくのが、今回の討論の主旨でもありました。
具体的には「もし飼い主が飼えなくなった場合、販売したペットショップが責任を持ってひきとるシステムはできないのか」
「犬が捨てられる原因の問題行動を防ぎ、ペットと飼い主の絆を深める窓口をペットショップやペット産業が担うべきではないか」
などの問題提起に対し、パネリストそれぞれの立場からの発言がありました。
また、アメリカで成功しているペットショップ・チェーン「ペッツマート」が紹介されました。ここでは「ペッツマート里親センター」を立ち上げ、ホームレスペットをひきとることができる施設と場所を提供し、創立以来100万頭ものホームレスペットに新しい我が家を見つけていますが、なぜ日本では同じような活動ができないのか、についても話し合われました。