【熱海土石流災害8】災害救助犬 7月9日活動報告

【熱海土石流災害 活動報告8】
 

7月9日(金)、静岡消防の要請を受け、対応しています。
当協会はこれまでの被災地での苦い経験から、
民間の救助犬団体が行政にスムーズに受け入れてもらう為には、
情報の一本化が何より重要だと考えています。
全国各地で活動する救助犬団体が各々に対策本部に詰め寄るのではなく、
窓口を定め、情報を共有しチームを編成する。
本災害では当協会が救助犬団体の窓口を担い、各団体を取りまとめる調整員を派遣しています。
今回2回目の要請では活動が長期化されることや
全国各地から救助犬が集まり始めていることを受け、
昨晩(8日)、当協会職員1名が佐賀から新たに駆けつけました。

全国の救助犬関係者の協力も得られ、9日は、日本レスキュー協会(4名1頭)、
救犬ジャパン(1名1頭)、日本救助犬協会(4名3頭)、捜索救助犬愛知(1名1頭)、
千葉県災害救助犬協会(1名2頭)、CWC奈良(1名1頭)がチームとなり
静岡県隊、東京消防庁、神奈川県隊の指揮下の元、活動しました。
犬たちの捜索を阻んでいる最大の要因は「泥」です。
においが出づらく、また動く際もかなりの体力を消耗してしまいます。
悪条件ですが、条件が良い現場は被災地にはありません。
これまでの訓練を信じ、精一杯活動していきますので、
引き続き応援宜しくお願いいたします。

※今後、窓口を他の団体様と協議のうえ交代していくことも視野に入れています。
いずれにしても要請のある限り公的機関と円滑な連携ができるよう対応する予定です。

◇活動の様子が東京消防庁のFBでも紹介されました。
https://fb.watch/6EYLq9AY6A/

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