【クラウドファンディング】犬とふれあえるセラピードッグハウスの改修工事を実施したい!

セラピードッグとのふれあいを必要とされている方が、犬たちと自由に過ごせる空間に改修を。

認定NPO法人日本レスキュー協会は、1995年の9月に阪神淡路大震災を通し災害救助犬を柱とした民間レスキューの重要性を実感し設立しました。「犬とともに社会に貢献する」を理念に、災害救助犬・セラピードッグの育成と派遣、動物福祉活動を行っています。

セラピードッグ事業では、ふれあいや交流を通じて、高齢者や障がいを持つ方、病気の治療を必要とする方の心と体のケアの補助をする役割を担う、セラピードッグの育成と派遣を行っています。

福祉施設に年間120回以上訪問、被災地への慰問活動は東日本大震災や熊本地震、令和元年8月九州北部豪雨災害など、2007年から2020年までに約50回の訪問を実施しました。

今回はそんなセラピードッグ育成施設の改修、育成犬数を増やすためにプロジェクトを立ち上げました!

ふれあいや交流を通じ、心と体のケアに繋がるセラピードッグ

セラピードッグとは、ふれあいや交流を通じて、高齢者をはじめ障がいを持つ方や病気の治療を必要とする方の心と体のケアを補助する役割を担うため、特別な訓練を受けた犬のことです。種類ではなく、その犬の元々持っている性格を見て、セラピードッグに向いているかどうかの適性を判断しています。

セラピードッグは保護し殺処分を免れた犬も多く活躍しています。

阪神淡路大震災で親を亡くし、心のケアを必要とする子どもたちの為に1995年12月に開催されたクリスマス会に、災害救助犬と共に参加したことが、セラピードッグ事業を始めたきっかけです。

最初は硬い表情だった子どもたちが、犬とふれあっていくうちに笑顔になり、おもいっきり体を動かし、子どもらしく自由に遊びまわっていました。その姿を見て、犬たちの力を生かして多くの人の役に立つことが出来ると感じセラピードッグの育成を始めることになりました。

また2016年より始まった長期入院中の子どもたちへの訪問は、子どもたちの要望に応えるため今では週に1回の定期訪問を実施し、現在までに70回以上訪問しています。

来場型の「セラピードッグハウス」を改修し、より多くの方に来場いただけるように

そんなセラピードッグの育成や訪問に力を入れる中、新しい要望がありました。

うつ病や引きこもり、障がいを持つ方など、何らかの理由で、集団のドッグセラピーではなく個別にドッグセラピーを体験したい

このような要望にも答えるため、長く倉庫として使用していた敷地内にあるプレハブを、2017年、支援者様のご寄付により改築し、来場型のドッグセラピー「セラピードッグハウス」を開始。

ここでは、セラピードッグが生活する犬舎と、ふれあいスペースが設けられています。訪問型と違い、いつでも気軽にセラピードッグとふれあえる来場型のドッグセラピーを実施できるようになりました。

より多くの方がセラピードッグと触れ合えるように。設備の改修、増設を行います! 

「セラピードッグハウス」には上下水道が無く、バリアフリートイレがありません。トイレご利用時には2階に移動しなくてはならず、ご高齢の方や障がいを持つ方、車いすを使用される方など、本来利用して頂きたい方に向けて、積極的にご来場を勧める事が出来ません。

バリアフリートイレを設置するためには、上下水道、増設も含め多額の費用がかかり団体から費用を捻出することが難しく、多くの方に応援いただき実現したいとプロジェクトを立ち上げました。

  1. 目標金額:400万円
  2. 資金使途:上下水道の整備費用 / トイレ設置費用 / その他費用 
  3. 改修工事スケジュール:2021年1月着工、2021年3月末完成予定
  4. セラピードッグハウス:兵庫県伊丹市下河原2丁目369-6

セラピードッグとふれあう事で、緊張感の緩和、不安やストレスの軽減、そして闘病意欲の向上等の効果があると言われており、福祉施設や病院、被災地からの要望が増えています。現在7頭のセラピードッグが活動していますが、ハウスへの来場希望があっても訪問の日程と重なってしまうとお断りしなくてはならず、ニーズに追い付いていないのが現状です。

より多くの方のご要望に応えるためにも、次世代のセラピードッグの育成が必要です。そのため下水道施設の整備とともに、次世代のセラピードッグを育成する犬舎増設も行いたいと思います。

ー現在いるセラピードッグ7匹。「セラピードッグハウス」はプライベートな空間でふれあいを行うことができるので、人前に出ることが苦手な方でも人目を気にすることなく、ゆっくりと過ごすことができます。「犬に会いたい」と想う気持ちが外へ出るきっかけにも繋がります。

セラピードッグとのふれあいを必要とされている方へ、ひとりでも多く訪問いただけるように。 

セラピードッグと触れ合った方からはいろいろな感想をいただきます。

「普段は力が入って筋肉が固まり、腕の動きが硬くなってしまう子も、セラピードッグをなでる時には腕のこわばりがなくなり、自然と優しくなでることが出来ていた!」(児童施設のスタッフさん)

「普段あまり表情が豊かでなく、あんなに楽しそうに(昔飼っていた犬の)話をする姿を初めて見た!」(高齢者施設のスタッフさん)

私たちは利用者さんの普段の様子を見る機会がありませんが、スタッフさんから、犬たちとふれあうことで起こる変化を聞くことで、その効果を実感する事ができます。

みなさまのお力を借りて改修するセラピードッグハウスは、特別な場所ではなく、セラピードッグとのふれあいを必要とされている方に気軽に来てもらう事ができ、犬たちと自由に過ごせる空間にしたいと考えています。

必要とされる方に気軽にきてもらい、またふれあいを必要とされている方の元へ1人でも多く訪問できるように、セラピードッグハウスの改修、増築に応援をお願い致します。

プロジェクト実行メンバー

南園 彩子
日本レスキュー協会 セラピードッグ事業スタッフ

福祉施設や被災地、長期入院中の子どもたちを、セラピードッグと共に訪問する中で、ふれあう方々の喜ぶ姿をよく目にします。その姿に私も日々癒され、この活動を続ける原動力になっています。そしてセラピードッグのもつ力とその効果を日々実感しています。

セラピードッグが特別な存在ではなく、皆様に寄り添う身近な存在になれるようにこれからも活動していきます。

支援金の資金使途

まずは以下の費用400万円を第一目標とさせていただきます。第一目標達成後は、設備改修費用1000万円を目標に設定させていただきます。

・上下水道工事費用 180万円
・トイレ設置費用 60万円
・諸経費 80万円
・手数料等 80万円

寄附金の控除について 

当団体に対するご寄附については、確定申告していただくと税制上の優遇措置を受けることができます。

法人様

寄附金の全額が損金算入できます。

個人の皆様

2千円を超える部分については、その超えた金額が当該年の所得から控除されます。
ただし、寄付金の額が総所得金額の40%を超える場合は、40%を限度とします。詳細情報は以下の文部科学省のホームページをご覧ください。

◇寄附金関係の税制について(文部科学省ホームページ)https://www.mext.go.jp/a_menu/kaikei/zeisei/06051001.htm

注意事項

  1. 受領証明書のお名前は、リターン送付先にご登録いただいたお名前となります。ご寄附後にアカウント情報を変更した場合でも、ご寄附時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されません(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご寄附時に入力いただいた宛名と住所に寄附金領収書をお送りさせていただくことになります)のでご注意ください。
  2. 本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
  3. 支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトの支援獲得のPRのために利用させていただく場合があります。
  4. 免疫力の低い子ども達への感染予防対策として、セラピードッグ達にワクチンや予防接種などの基本的な健康管理のほか、特別な定期健診を実施しています。〇検査内容(年1回の便の培養検査 / 年2回の血液検査 / 2ヶ月に1回定期健診(検温・検便・皮膚状態の視診)

現金書留でのご支援の受け付けに関しまして

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