【令和6年能登半島地震】被災ペット支援に関する活動報告①

2024年1月1日に石川県能登半島沖を震源とする最大震度7を記録する地震を受け、
被災されたペットと飼い主さんをサポートすべく、
被災ペット支援チームの職員2名が石川県内で活動を開始しました。

1月3日現在、石川県内では県全体で数万人の方が避難されています。
飼い主さんと共に困難な状況に置かれているペットたちも多くいます。

今回の災害が広範囲で大規模な被害が出ていることを踏まえ、
多方面との連携体制の構築を進めました。

1月2日(火)午前から活動を開始し、石川県獣医師会会長および石川県庁薬事衛生課の
担当者に連携に関するお話をするとともに、私たちは各地の避難所での情報収集を積極的に行い、
情報を報告・共有することをお伝えしました。

1月2日~3日にかけて、羽咋市役所と中能登町役場で避難所訪問の許可をいただき、
ペット避難の状況の調査を実施しました。
羽咋市と中能登町のそれぞれ1件ずつの避難所でペットを連れて避難した方がおられました。
そこで、行政の避難所担当の方・ご家族・日本レスキュー協会の3者で、
避難所内へのペット受け入れに関する調整を行い、
避難所で飼い主さんが適切にペットをお世話できるようにするためのサポートを実施しました。

持参したケージなどを提供したほか、中能登町の避難所で許可をいただき、
支援物資としてペットシーツなどを設置しました。

寒い季節であるため、ペットが避難所で飼い主さんと一緒に過ごせる状況であることは
とても素晴らしいと感じています。避難された方は、「ペットはダメと言われると思っていた。
一緒にいられるだけでも本当にありがたいです」と仰っていました。
※それぞれの避難所ごとに事情が異なるため、
すべての避難所で屋内受入れができるわけではありません。
連日報道されているように、現地の状況は深刻です。
私たちにできることは限られていますが、
一人でも多くの方に、一頭でも多くのペットに支援を届けられるように、
できる限りの活動を継続してまいります。

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