【2019年8月九州北部豪雨災害活動報告3】被災ペットの支援

8/30(金)佐賀支部へ本部からスタッフ1名を派遣し、9/2(月)には更に2名のスタッフを佐賀に向けて派遣しました。調整や支援を始めて5日目となり少しずつ状況が把握できてきました。昨日佐賀県大町町のある避難所へ支援に行き、聞き取り調査等を行いました。
そこでは、ペットと一緒に建物の中へ入ることが出来ず、避難者は外で過ごされていました。
8/31(土)被災者の安全を守れるように、応急的な措置として、当団体のキャンピングカーをお貸しし、愛犬や愛猫と車内で一緒に過ごして貰うことを提案したところ、大変喜んで頂きました。
また、ウエットフードやおやつなどの支援物資も配布しました。

8/31から、大町町避難所で建物の外でペットと共に避難されていた2世帯のご家族に対し、安全を守れるように、応急的な措置として、キャンピングカーの貸与を行なっています。被災者及びペットたちの状況確認と車の点検の為、朝晩に訪問しています。

また、ボランティア団体が円滑に情報収集し、必要な場所へ支援が出来るように、SPFにて情報共有会議を毎日開催、本日、佐賀新聞で活動の様子も紹介されました。

https://www.google.co.jp/…/www.saga-s.c…/articles/amp/421367

9/4(水)佐賀県庁を訪問し、ペットも室内で一緒に避難できるペット同伴の避難所の新規設営に関して、お話しする時間を設けていただきました。
これまで各避難所で聞き取りをした方々のニーズをお伝えするとともに、過去の災害の事例や、設営にあたり私達が関われることが大きいことなどをお伝えしました。
実際にペット同伴避難所が作られるかどうかは現時点ではわかりませんが、ペットの存在は家族にとっては生活再建のためのモチベーションになりうるものです。
実現に向けて、私達ができることを継続していきます。

9/8(日)ペット同伴ができる避難所の新規設営に関しては、まだまだ設置までに至ってはいません。現在はペットの飼い主様にペット同伴の避難所が欲しいなどの要望や、設営出来た場合、利用したいかどうかの意見、ニーズの調査を行っています。
現在もなお、ペットと一緒に生活することが出来ず、避難所と自宅を行き来している方、
自宅が危険な状態であってもペットと離れることができず、自宅で生活している方など、他にもたくさんの問題を抱えている方が多くいます。
一緒に住める仮住まいもニーズとして上がっている事もあり、
いち早くペット同伴できる避難所の設営、または仮住まいできる場所の獲得に向けて調査を継続してまいります。

日本レスキュー協会では、今回の災害を受けYahooネット募金にて、2019年九州北部豪雨災害支援プロジェクトを立ち上げております。
皆様のご協力とご支援をよろしくお願いたします。

2019年8月九州豪雨災害のご支援をお願いします。

 

寄 付・募金

このページの先頭へ